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キャベツ

キャベツ

特徴

 キャベツはアブラナ科の代表的な野菜です。原産地は地中海沿岸地方で、古くから食べられている最古の野菜です。早くから各地で品種改良され、現在では周年栽培が可能になりました。基本的には20℃前後の冷涼な気候を好むため、平野部では春と秋に旺盛に生育し、夏の高温期になると平野部から高冷地へ産地が移動します。
 生食はもちろんのこと煮物、漬け物でも利用できる調理の幅が広い野菜です。ビタミンCやビタミンUの含有量が多く、健康野菜として人気があります。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 初秋、湖月、彩ひかり、金系201号、YR春空
連作障害 1年
施肥例
(10平方メートル当たり)
土作り 完熟堆肥20kg、苦土石灰1kg
元肥 化成肥料2kg
追肥 化成肥料1kg
 初夏まき・夏まき(植えつけてから1か月後)
 秋まき(翌年2月上旬)
畝 幅 60cm
株 間 30~40cm
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播種期

初夏まき(秋どり) 7月上旬
夏まき(年内~春どり) 8月上旬~下旬
秋まき(春どり) 10月上旬

定植

 苗の本葉が5~6枚の頃に植えつけます。
 植え方のコツは畝に根鉢と同じ大きさの穴を掘り、堆肥を一つかみ入れて少しかき混ぜてからたっぷり水をやることです。水が引いたら根鉢を崩さないようにポットから苗を取り出して植えます。このとき深植えにならないように注意しましょう。

収穫期

 玉の頭部を押さえ、固く締まっていれば収穫適期です。収穫が遅れると裂球することがありますので、採り遅れには注意します。

栽培のポイント

 地域や栽培時期に適した品種を選ぶことが一番大切です。品種を間違えると生育はしますが結球しません。
 腐植が多く肥えていて保水性のある土地で栽培します。夏場に乾燥する場所では灌水をします。
 大きなキャベツを育てるには外葉の役割が大きいので、結球開始前までにできるだけ外葉を大きく育てることが重要です。
 冬越しが必要な秋まき栽培の場合は、定植時の苗の大きさに注意します。本葉が10枚程度の大苗になると低温で花芽ができ、気温が上昇するとともに抽台(とう立ち)するので注意が必要です。

栽培上の注意点

 害虫の被害を受けやすい野菜です。少しでも被害を減らすため、苗の植えつけと同時に防虫ネットを張ります。防虫ネットの裾に土を被せ隙間を作らないことがポイントです。
 防虫ネットは他から飛来し、葉に卵を産みつけるアオムシやコナガは防ぐことができます。しかし、土の中に潜むヨトウムシには対応できません。定植時に殺虫剤を散布しましょう。また、こまめに見回り見つけしだい駆除します。
 比較的低温時に結球部が腐敗する菌核病が発生することがあります。例年発生する場所では注意が必要です。殺菌剤を散布して防除しましょう。株を除去しても菌は長期間土中に残るので、必ず防除が必要です。
 湿度が高く風通しも悪い環境では、ベと病が発生することがあります。風通しの良い場所で栽培しましょう。根こぶ病の予防には、殺菌剤「フロンサイド粉剤」を土壌混和し、畝作りを行います。

栽培の手順

1. 苗づくり
 128穴のセルトレイに1か所1粒ずつ種をまきます。
 5mmくらい覆土し、たっぷり灌水します。
 発芽するまでは新聞紙などで覆って保湿します。
 本葉2枚の頃、3号ポットに植え替えます。
 本葉5~6枚の苗に仕上げます。
2. 畑の準備
〈10平方メートル当たり〉完熟堆肥20kg、苦土石灰1kg
 植えつけの2週間前に完熟堆肥と苦土石灰を入れてよく耕します。
3. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉化成肥料2kg
 植えつけの1週間前に元肥を入れてよく耕し、幅60cmの畝を作ります。
4. 植えつけ
 本葉5~6枚の苗を株間30~40cmに植えつけます。
 植穴を掘り、たっぷり灌水してから植えつけます。
5. 追肥
初夏まき・夏まき(植えつけてから1か月後)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 畝の片側に追肥し、軽く土寄せします。
秋まき(翌年2月上旬)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 畝の片側に追肥し、軽く土寄せします。
6. 害虫防除
 アオムシ、コナガ、ヨトウムシがよく発生するので早期防除に心がけましょう。
 不織布のべた掛けや防虫ネットも有効です。
7. 収穫
 玉の頭部を押さえて固く締まってきた頃が収穫適期です。
 採り遅れや雨に濡れたりすると、裂球しやすくなるので注意しましょう。