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ショウガ

ショウガ

特徴

 原産地はインドからマレー半島にかけての南アジアといわれ、世界中で古くから食用、薬用とされていました。魚や肉の臭みを取る消臭作用や、血行を促進し身体を温める作用があります。風邪のひきはじめや冷え症に良く、殺菌作用もあります。抗酸化作用が高く、抗がん性もあるとされ、注目されています。
 栽培は前年に収穫して保存しておいたものを種ショウガとして使います。栽培にはあまり手間がかからないので家庭菜園におすすめです。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 三州ショウガ、黄金ショウガ、谷中ショウガ
連作障害 3~4年
施肥例
(10平方メートル当たり)
元肥 化成肥料2.5kg
追肥 化成肥料1kg/回
 1回目(草丈が15~20cmになった頃)
 2回目(草丈が30~40cmになった頃)
 3回目(2回目の追肥から1か月後)
畝 幅 60cm
株 間 間引きあり:10cm、間引きなし:20~30cm
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植えつけ期

4月下旬~5月
 ショウガは気温が十分に上がってから植えます。深植えにならないようにすることが発芽率を上げるポイント。植えつけた後は土に密着させるためにたっぷりと水やりをしましょう。
 気温が低い時期から育てる場合は、苗床に種ショウガを仮植えし、ビニールのトンネルで保温して芽出しを行ってから畑に植えつけると良いでしょう。

収穫期

矢ショウガ:7~8月
葉ショウガ:8~9月
根ショウガ:10~11月
 ショウガの収穫期間は長く、本葉が2~3枚開いた頃の矢ショウガから、成熟しきった秋の根ショウガまで半年ほどに及びます。株間が狭ければ間引きを兼ねて矢ショウガの収穫をすることもできます。
 根ショウガは地上部の茎葉が黄化した時が収穫適期。霜が降りる前に収穫しましょう。

栽培のポイント

 ショウガを育てるコツは上手に発芽させられるかどうかにかかっています。芽が出たあとは生育が旺盛なので水やりと土寄せを欠かさなければ収穫まで無事にたどり着けます。
 生育の限界温度は15℃なので十分に気温が上がってから種ショウガを植えつけましょう。10℃を下回ると地上部は枯死してしまいます。

栽培上の注意点

 ショウガは乾燥に極端に弱いので、発芽してから株元に敷きわらをしましょう。特に梅雨が明けて以降、夏場の乾燥期は水切れにならないように細心の注意を払います。多湿を好むので水やりをしっかりと行うことが大切ですが、水がたまるほど与えると生育が悪くなります。一度に大量に与えるよりはこまめに適量を与えるようにしましょう。

保存方法

 気温15℃、湿度90%がショウガの保存に適した環境になります。この条件を一般の家庭で保ち続けるのは大変ですが、夏場以外なら濡れた新聞紙に包み、密閉した容器等に入れて日陰に置いておくだけで3~5か月は保存が可能です。

栽培の手順

1. 種イモの準備
種イモは色つやがよく、みずみずしい白い芽が付いたものを準備します。
1片が60~70gになるように手で割ります(中ショウガ60~70g、大ショウガ70~80g)。
2. 畑の準備
〈10平方メートル当たり〉苦土石灰1kg、完熟堆肥30kg
植えつけの2週間前に苦土石灰と完熟堆肥を入れてよく耕します。
3. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉化成肥料2.5kg
植えつけの1週間前に元肥を入れてよく耕し、幅60cmの畝を作ります。
4. 植えつけ
芽の出る方を上にして、畝方向に対して直角に種イモを置きます(小さい片は2~3個まとめて)。
株間は間引きして矢ショウガや葉ショウガを収穫する場合は10cm、間引きせず根ショウガを収穫する場合は20~30cmにします。
覆土は5~6cmくらい。土をかけすぎると発芽が遅くなります。
5. 灌水・除草・敷きわら
乾燥に極端に弱いので、発芽したら株元に敷きわらをします。
夏場は乾きやすいので随時灌水します。
6. 追肥・土寄せ
第1回(草丈が15~20cmになった頃)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 追肥後、軽く土寄せします。
第2回(草丈が30~40cmになった頃)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 追肥後、軽く土寄せします。
第3回(2回目の追肥から1か月後)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 追肥後、軽く土寄せします。
7. 収穫
[矢ショウガ]
葉が2~3枚開いた頃、芽をかき取って収穫します。
収穫後、しばらくすると新しい芽が伸びてきます。
[葉ショウガ]
根が肥大し始めた8~9月頃に抜き取って収穫します。
[根ショウガ]
根が十分に肥大した10~11月に掘り上げて収穫します。
霜にあたると腐敗が多くなるので注意しましょう。