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スイカ

スイカ

特徴

 スイカの原産地は南アフリカ地帯にあり、栽培は約4千年以上前から行われてきたと言われています。夏の果物として日本でも古くから親しまれており、暑さで疲れた身体を癒してくれる夏の助っ人役になっています。
 大玉のスイカは、1株に1~3個程度しか収穫できませんが、ずっしりと重い大きなスイカを収穫できた時の喜びは、スイカの重みの分だけ大きくなります。
 スイカを種から育てるのは少し難しいので、市販されている苗を植えれば初心者でも収穫まで上手に育てる事が出来ます。自分で育てたスイカの味は格別ですよ。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 縞王、タヒチ、夏武輝
連作障害 6年(連作する場合は接ぎ木苗を植える)
施肥例
(10平方メートル当たり)
元肥  配合肥料2kg
追肥
 1回目(1番果の着果が確認できる頃)配合肥料1kg
 2回目(果実がソフトボール大になった頃)配合肥料3kg
畝 幅 120cm
株 間 80cm
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苗の選び方

 本葉が4~5枚で葉の色が濃く、節間が間延びしていないもの、茎が太く株元がぐらぐらしていないもの、病害虫の被害が無いものを選びましょう。接ぎ木苗を利用するのも上手に育てるポイントです。

植えつけ期

4月中旬~5月
 植えつけは好天の日、地温が上がっている時間帯に行います。子葉が埋まらないように浅植えにします。植えつけ時に根を切ってしまうと、その後の生育が悪くなるので、ポットから取り出す時は十分に注意しましょう。
 苗を植えつけた後はホットキャップを被せて保温します。複数育てる場合は、ビニールトンネルを被せ、日中気温が高い日は裾をあけて換気をします。5月中旬以降になり暑い日が続くようになったらビニールをまくり上げ、風の強い日や雨の多い日は閉めるようにします。
 植えつけ後はたっぷりと水を与えましょう。その後の水やりは、乾燥が目立った時に行う程度で極力控えます。
 収穫の10日ほど前になったら乾燥気味で育てます。水分を抑えることで果実の水分量が減って、甘味のあるおいしいスイカになります。

整枝と誘引

 5~6節で摘心します。勢いのよい子づるを3本残します。畝の左右に振り分けて誘引します。隣同士のつるが重なり合わないように注意します。
 着果節(1番果がなる部分)までの孫づるは全て取り除きます。その先の孫づるはそのまま伸ばしても問題ありません。

人工授粉

 15節より下の雌花は取り除きます。確実に着果させるため人工授粉を行います。
 雄花と雌花の見分け方ですが、雌花の花の下部はふっくらと膨らんでおり、雄花は膨らんでいません。虫の飛来が無いと人工授粉は特に重要な作業になります。
 花粉の寿命が短いので、晴れた日の午前8時頃までに行います。日付を書いたラベルをつけておくと収穫の目安になります。

収穫期

7月上旬~
 授粉を行ってから大玉スイカで約50日、小玉スイカは約35日で収穫適期を迎えます。
 果実が付いている節の巻ひげが茶色くなり枯れた頃が収穫時期の目安です。あとは果実を叩くとボンボンと濁った音がする、花落ちのへこみが深いことも目安となります。

栽培のポイント

 野菜の中では最も強い光を好みます。生育適温は23~28℃。12℃以下では生育が止まり霜にあたると枯れます。
 スイカは接ぎ木苗を利用すれば連作が出来ますが、出来れば6年以上は間を空ける方が望ましいです。
 雨に当たると病気になったり実付きが悪くなります。雨よけなど雨の当たらない方法で栽培するとよいです。

栽培上の注意点

 スイカは乾燥、高温には強いのですが、高温で多湿状態が続くと、炭疽病、疫病、つる割病が発生します。病気の発生を防ぐには畑の排水を良くし、不要な側枝を早めに除去することが大切です。風通しを良くし光が良く当たることが病気の発生を防ぐコツです。
 害虫はアブラムシ類、ウリハムシ、ハダニ類が発生しやすいです。シルバーマルチなどが有効です。周囲の雑草防除と定期的な殺虫剤散布で防除します。

栽培の手順

1. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉完熟堆肥20kg、配合肥料2kg
植えつけの2週間前に元肥を入れてよく耕し、幅120cmの畝を作ります。
2. マルチ敷き
植えつけの2~3日前までに黒色ポリエチレンフィルムを敷いて地温を高めておきます。
3. 植えつけ
植えつけ前に本葉5~6枚を残して摘心し、株間80cmで植えつけます。
子葉が埋まらないように浅植えにします。
4. 保温被覆
植えつけた後はホットキャップまたはあんどんで保温します。
5. 整枝と誘引
5~6節で摘心し、勢いのよい子づる3本を左右に振り分けます。
着果節(1番果がなる部分)までの孫づるは全て取り除きます。
6. 敷きわら
つるが伸び出したら2~3回に分けて敷きわら、またはフィルムを敷きます。
7. 追肥
第1回(1番果の着果が確認できる頃)
〈10平方メートル当たり〉配合肥料1kg
 フィルムに穴をあけて追肥します。
第2回(果実がソフトボール大になった頃)
〈10平方メートル当たり〉配合肥料3kg
8. 人工授粉
確実に着果させるため人工授粉を行います。
株元から15~18節めの雌花に人工授粉します。
15節より下の雌花は取り除きます。
受粉日を書いておけば収穫時の目安になります。
9. 収穫
授粉を行ってから大玉スイカで約50日、小玉スイカは約35日で収穫適期になります。
果実が付いている節の巻ひげが茶色くなり枯れた頃が収穫の目安です。