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シシトウ

シシトウ

特徴

 シシトウは、トウガラシやピーマンと同じ仲間で、トウガラシの辛味がない甘味種になります。ときどき辛味が強くなるのは、辛味種のトウガラシと交雑したのではなく、水やりや施肥が適切でなかったり、害虫被害を受けたりして株が強いストレスを受けたことが理由です。適切に管理するよう心がけましょう。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 伏見甘長、甘とう美人
連作障害 3年
施肥例
(10平方メートル当たり)
土作り 完熟堆肥20~30kg、苦土石灰1kg
元肥 緩効性肥料1kg
追肥 化成肥料2kg/回
 1回目(植えつけ2週間後)
 2回目以降(2週間に1回程度)
畝 幅 60cm
株 間 50cm
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植えつけ期

4月上旬~5月中旬

収穫期

6月中旬~11月中旬

苗の選び方

 初心者は種から育てるよりも購入苗がお勧めです。苗の選び方は、本葉が10枚程度で子葉が付いており、株全体ががっちりして茎が太く、一番花の開花直前の苗を選ぶと良いです。

栽培のポイント

 生育適温は22~30℃で、高温には強いです。しかし、低温に弱いので十分に暖かくなってから定植するようにします。少し浅植えにするのがコツです。
根は浅く張るので、土壌の乾燥には注意が必要です。水不足や肥料切れになると辛みが出てしまいます。特に梅雨明け後の高温乾燥期には水やりに注意し、敷きわら、マルチもあわせて行うと過乾燥を防げます。

栽培上の注意点

 発生しやすい病気は、青枯れ病、疫病、うどんこ病、モザイク病などです。発病した株がある場合は早期に撤去し、病原菌を圃場に残さないように注意します。
 発生しやすい害虫は、アブラムシ類、ハダニ、タバコガ、ハスモンヨトウなどです。ハダニは葉の裏から養分を吸ってしまうため、葉に白い斑点が現れます。早期に発見し、防除しましょう。アブラムシ類はモザイク病のウイルスを伝染し、感染すると新葉や果実にモザイク症状を生じるので注意が必要です。定植時に殺虫剤を施用したり、発生初期に薬剤を散布したりしてアブラムシ類を駆除します。また、シルバーマルチやシルバーテープなどを使用して飛来を防ぐのも効果的です。

栽培の手順

1. 畑の準備
〈10平方メートル当たり〉完熟堆肥20~30kg、苦土石灰1kg
 植えつけの2週間前に完熟堆肥と苦土石灰を入れてよく耕します。
2. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉緩効性肥料1kg
 植えつけの1週間前に元肥を入れてよく耕し、幅60cmの畝を作ります。
3. マルチ敷き
 植えつけの2~3日前にシルバーマルチ等を敷いて地温を高めておきます。
 土が乾燥している場合は、畝に灌水してから行います。
4. 植えつけ
 根鉢を崩さないようポットから抜き取り、株間50cmに植えつけます。
 植えつけ後は灌水します。
5. 整枝・支柱立て
 一番花が開花した頃、下方の下葉とわき芽は全部取り除きます。
 主枝と側枝2本を伸ばし、3本仕立てにします。枝が折れやすいので、早めに支柱を立て、育つにつれて支柱を増やします。
6. 追肥
第1回(植えつけ2週間後)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料2kg
 株元から10cmくらい離れた所のマルチフィルムに穴をあけて追肥します。
第2回以降(2週間に1回程度)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料2kg
 株元から15cmくらい離れた所に、第1回と同様に行います。それ以降は樹勢が弱くなってきたら施します。
7. 収穫
 開花してから約2週間後、実の大きさが5~7cmの頃が収穫適期です。
 株を疲れさせないよう、実が大きくなってきたら早めに収穫しましょう。