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ナス

ナス

特徴

 ナスは日本人に古くから親しまれ、食べられてきたなじみ深い野菜です。利尿作用で体のむくみを取ったり、口内炎に効果があるとも言われており、低カロリーでダイエットにはもってこいの野菜として人気を呼んでいます。
 ナスの栽培は一般的に移植栽培です。グリーンセンター等でポット売りされた苗での栽培が簡単。収穫期間が長く、一度ピークが過ぎても7月頃に枝を切り戻せば、秋ナスの収穫が楽しめるお得な野菜です。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 千両2号、黒陽、筑陽、庄屋大長ナス
連作障害 5~6年(連作する場合は接ぎ木苗を植える)
施肥例
(10平方メートル当たり)
土作り 完熟堆肥30kg、苦土石灰1.5kg
元肥 化成肥料3kg
追肥 化成肥料1kg/回
 1回目(植えつけから3週間後)
 2回目以降(2~3週間ごとに生育状況に応じて)
畝 幅 80cm
株 間 50cm
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植えつけ期

4月中旬~6月

収穫期

6月中旬~10月下旬

苗の選び方

 苗は徒長していないできるだけ節の太いしっかりしたものを選びます。

栽培のポイント

 生育適温は22~30℃で高温を好みます。日当たりが悪いと着果が悪くなり、果実の肥大、着色も悪くなります。日当たりのよい場所を選び、密植を避け、摘葉、整枝により十分に日が当たるようにします。
 ナスは深く根を張るため、土を深く耕しておきましょう。畝作りは定植2~3日前に行います。乾燥に弱いので、敷きわらまたは黒色ポリエチレンフィルムを敷きましょう。
 栽培期間を通じて肥料切れを起こさせないよう、たっぷりと元肥を入れ、定期的に追肥します。
 収穫が始まって肥料が足りないと極端に実付きが悪くなるので、タイミング良く追肥を行います。

栽培上の注意点

 梅雨の時期に曇や雨の日が続くと灰色かび病や褐色腐敗病、すすかび病が発生することがあります。病気の発生を防ぐために、通風、採光をよくするとともに早期発見し、防除をしましょう。
 連作障害で青枯れ病が収穫期に発生することがあります。症状は株全体が急激に萎れ始め、回復することなく枯れてしまいます。極力連作を避け、連作をする場合は必ず接ぎ木苗を植えましょう。
 発生しやすい害虫は、テントウムシダマシ、ヨトウガ、ハスモンヨトウです。害虫被害が激しい場合は、主枝株元の1芽まで切り戻し、新しく主枝を立て直せば秋には再度収穫できます。ただし、切り戻しは7月下旬までに行わないと気温が低下し、収穫ができなくなるので注意しましょう。

栽培の手順

1. 畑の準備
<10平方メートル当たり>完熟堆肥30kg、苦土石灰1.5kg
 植えつけの2週間前に完熟堆肥と苦土石灰を入れてよく耕します。
2. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉化成肥料3kg
 植えつけの1週間前に元肥を入れてよく耕し、幅80cmの畝を作ります。
3. マルチ敷き
 植えつけの2~3日前までに黒色ポリエチレンフィルムを敷いて地温を高めておきます。
 土が乾燥している場合は、畝に灌水してから行います。
4. 植えつけ
 根鉢を崩さないようポットから抜き取り、株間50cmに植えつけます。
 深植えは禁物。鉢の土が少し隠れるくらいの深さで、浅めに植えつけます。
 植えつけ後は灌水します。
5. 支柱立て
 苗が倒れないよう仮支柱を立てて、茎のしっかりしたところを紐で8の字に結びます。
 草丈が伸びるにつれて支柱を交差させて立てます。
6. 整枝
 枝は3本仕立てにします。
 主枝と1番花のすぐ下のわき芽、1番花の二つ下のわき芽を伸ばします。
 下の方のわき芽はかき取ります。
 葉が混み合ってきたら下葉や老化した葉を摘み取り、果実に光が当たるようにします。
7. 追肥
第1回(植えつけから3週間後)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 株元から10cmくらい離れた所のマルチフィルムに穴をあけて追肥します。
第2回以降(2~3週間ごとに生育状況に応じて)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 畝の片側のマルチフィルムめくって追肥し、軽く土寄せします。
8. 収穫
 実が大きくなってきたら早めに収穫します。
 採り遅れると実が堅くなり、株に負担をかけるので注意しましょう。
 7月下旬に主枝を1~2節残して切り戻し、追肥して新しく主枝を立て直せば秋ナスが収穫できます。