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キュウリ

キュウリ

特徴

 キュウリは夏を代表する野菜で、育てやすく人気の家庭菜園向け野菜です。栽培には移植栽培と種まき栽培があります。初心者はグリーンセンターなどでポット売りされた苗での移植栽培が簡単で確実です。
 キュウリには、カリウム、ビタミンC、カロテンが豊富に含まれており、浅漬けやサラダなど様々な料理に使える便利な夏野菜です。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 夏すずみ、北進、四葉キュウリ
連作障害 3年 連作するときは接ぎ木苗を植える
施肥例
(10平方メートル当たり)
土作り 完熟堆肥30kg、苦土石灰1kg
元肥 化成肥料3kg
追肥 化成肥料1kg/回
 1回目(植えつけ2週間後)
 2回目以降(2~3週間ごとに3回程度)
畝 幅 90cm
株 間 50cm
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植えつけ期

4月上旬~7月下旬

収穫期

6月上旬~9月下旬

苗の選び方

 子葉が残っていて本葉が3~4枚程度のものを選びます。子葉と本葉の間の茎が太く、しっかりしたものが良い苗です。

栽培のポイント

 生育が低下しないように適切な灌水と追肥を行います。過湿に弱いので梅雨時は排水対策を徹底します。根の分布が浅く夏場の乾燥を防ぐため、畝に敷きわらまたは黒色ポリエチレンフィルムを敷いて対策しましょう。
 果実は夜中に太るので夕方以降にたっぷりと灌水します。毎日少量よりも間隔を空けて一度にたくさん与えた方が効果的です。
 肥料は配合肥料または化成肥料を与えます。窒素分の多い肥料を与えると葉が多く茂るので、窒素分の少ない肥料を与えます。追肥は2~3週間の間隔で施します。1回にたくさん施すより少しずつ施した方が効果的です。
 植えつけ2週間後に1回目の追肥を行います。1回目は株の周りに軽く施し、周辺の土と軽く混ぜ合わせます。2回目と3回目は畝の肩の部分に施して土を軽く被せます。2~3回目は株を大きくするポイントとなるので忘れずに。3回目以降の追肥を行う頃には実の収穫量も増えてくるので、追肥の量は生育の状況を見て増やしてやりましょう。
 収穫のタイミングは20cmくらいになった頃で、一番おいしい大きさです。キュウリの草勢が弱くなったときは実を早採りするか、一度すべての実を取ってしまい、草勢を一旦回復させれば再び実を付けるようになります。株が弱った状態で実を大きく育ててしまうと、そのうち実のなりが悪くなり、最後は株が疲れて枯れてしまいます。

栽培上の注意点

 発生しやすい害虫は、アブラムシ類です。アブラムシ類はモザイク病のウイルスを伝染し、感染すると葉や果実にモザイク症状を生じるので注意します。対策は発生初期に薬剤を散布しましょう。薬剤を使うことに抵抗がある方は、シルバー色のマルチやテープなどを設置して飛来を防ぐ方法もあります。
 病気は6~7月にうどんこ病、ベと病、7~8月に褐斑病、炭疽病がよく発生します。病気が発生したら7~10日おきに薬剤散布しましょう。

栽培の手順

1. 畑の準備
〈10平方メートル当たり〉完熟堆肥30kg、苦土石灰1kg
 植えつけの2週間前に完熟堆肥と苦土石灰を入れてよく耕します。
2. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉化成肥料3kg
 植えつけの1週間前に元肥を入れてよく耕し、幅90cmの畝を作ります。
3. マルチ敷き
 植えつけの2~3日前までに黒色ポリエチレンフィルムを敷いて地温を高めておきます。
 土が乾燥している場合は、畝に灌水してから行います。
4. 植えつけ
 高さ150cmくらいの支柱を立ててネットを張ります。
 根鉢を崩さないようポリポットから抜き取り、株間50cmに植えつけます。
 植えつけ後は株の周りに十分灌水します。
5. 誘引・摘心
 つるが伸びてきたら、本葉3~4枚おきに茎を結びます。
 子づる、孫づるが伸びてきたら、本葉2枚を残して摘心します。
 支柱の高さまで伸びたつるも摘心します。
6. 追肥
第1回(植えつけ2週間後)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 畝の片側のマルチフィルムめくって追肥し、軽く土寄せします。
第2回以降(2~3週間ごとに3回程度)
〈10平方メートル当たり〉化成肥料1kg
 第1回と反対側の畝に同様に行います。
 果実の変形や草勢が弱いときは、果実を早取りして病葉を摘み取り、追肥・土寄せして草勢を回復させます。
7. 収穫
 実の長さが20cmくらいになったら収穫します。
 生長が早いので採り遅れないよう毎朝確認しましょう。