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ジャガイモ

ジャガイモ

特徴

 南米アンデス山脈が原産で、日本には16世紀に伝わりました。デンプンを主成分としてビタミンCも豊富、短期間で収穫でき世界中で栽培されています。
 ジャガイモは肉じゃが、コロッケ、カレーライスなど様々な料理に用いられる日本人になじみの深い野菜です。冷涼な気候で日当たりの良い場所を好みます。いまでは品種も多くなり、土の中からジャガイモがゴロゴロと掘り出てくる楽しさもジャガイモ栽培の魅力です。

野菜情報

栽培カレンダー
主要品種 男爵、キタアカリ、メークイン、アンデス赤、インカのめざめ
連作障害 3年
施肥例
(10平方メートル当たり)
元肥 配合肥料3kg
追肥 配合肥料1kg/回
 1回目(植えつけてから1か月後)
 2回目(芽かきから3週間後)
畝 幅 70cm
株 間 30cm
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植えつけ期

2月下旬〜3月

収穫期

6月上旬~下旬

種イモの準備

 種イモの芽が出始めているのを確認します。芽が出ていない場合は種イモを20℃前後の場所で貯蔵します。さらに植えつけの20日程度前に日光が当たる場所に置き、太い芽が出やすいようにします。
 大きな種イモは、1片が40~50g程度になるように切り分けます。このとき、すべての片に芽が付くようにします。切り口には「じゃがいもシリカ」を塗布するか、風通しのよい場所で乾燥させるとイモが腐りにくくなります。

栽培のポイント

 ジャガイモの発芽適温は18~20℃、生育適温は15~30℃ですが、15~24℃が最もよく育ちます。種イモはウイルス病などにかかっていない検査に合格した専用のものを使用してください。
芽かきを忘れるとイモが大きく育ちません。タイミングを逃さず芽かきをしましょう。こまめに土寄せを行い、イモが地上に露出して緑色に変色しないよう注意してください。酸性土壌を嫌う性質がありますが、石灰量は控えることが必要です。過度のアルカリ性土壌では病害が発生しやすくなります。
収穫のタイミングは花が咲き終わり葉や茎が黄ばんできた頃です。収穫が遅れるとイモが腐ったり表面が傷んだりするので、最適な収穫時期を逃さないようにしましょう。また、雨が続く時期の収穫はイモが腐敗しやすく貯蔵性も悪いので、晴天が2~3日続いた後に収穫するようにしてください。

栽培上の注意点

 害虫はアブラムシ、テントウムシダマシ、ヨトウムシが発生しやすく、害虫の中には病原菌を媒介するものもいます。これらを発見した場合は早急に対処しましょう。
 病気にはモザイク病と収穫時期の粉状そうか病があります。発生を防ぐため連作をしない(3年以上)ことと、土壌の排水と通気を良くすることに注意してください。なお、そうか病が多発する畑では、植えつけ前にフロンサイド粉剤などの土壌殺菌剤を全面土壌混和することをおすすめします。

栽培の手順

1. 畑の準備
植えつけの2週間以上前に深く耕し、寒気に当てておきます。
2. 種イモの準備
植えつけの3週間程度前に、種イモを日光が当たる場所に置いて芽出しします。
植えつけの2~3日前に、種イモの1片が40~50g程度になるよう切り分けます。
風通しのよい場所で切り口を乾燥させます。
3. 元肥入れ
〈10平方メートル当たり〉配合肥料3kg
植えつけの1週間前に元肥を入れてよく耕し、幅70cmの畝を作ります。
4. 植えつけ
深さ10cm程度の植え溝を掘り、30cm間隔に切り口を下にして植えつけます。
植えつけ後、6~7cm覆土します。
5. マルチ敷き
黒色ポリエチレンフィルムを敷くと雑草が抑えられ、地温が上がるので収穫が早まります。
芽がフィルムを押し上げてきたら穴をあけて外に出します。
6. 芽かき
1個の種イモから多くの芽が出るので、草丈が10cmくらいになったら、生育のよい2本を残して他は抜き取ります。
残す芽を引き抜かないよう地表を片手で押さえ、芽を倒すようにして斜めに引き抜きます。
7. 追肥・土寄せ
第1回(植えつけてから1か月後)
〈10平方メートル当たり〉配合肥料1kg
追肥したら株元に土寄せします。
マルチの場合はフィルムをめくって追肥し、軽く土寄せします。
第2回(芽かきから3週間後)
〈10平方メートル当たり〉配合肥料1kg
第1回目と同様に行います。
8. 病害虫防除
アブラムシ、テントウムシダマシ、ヨトウムシが発生しやすいので、早期防除に心がけましょう。
9. 収穫
葉が黄色くなってきたら、晴天が2~3日続いた後に収穫します。
収穫が遅れるとイモが腐ったり表面が傷んだりするので注意しましょう。