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家庭菜園

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【実践編】月毎の栽培ポイント


超小型で育てやすいハクサイ登場

 通常のハクサイは1個4~5kg、小型でも2.5~3kgですが、ここで紹介するのは手のひらにのる、300~500gの超小型のかわいい「娃々菜」(娃々は中国語で赤ちゃんの意)です。
 生まれは中国雲南省。最近では中国全土で料理に用いられており、わが国には昨年からお目見えです。店頭では半カットや4分の1カットで売られることの多いハクサイですが、これなら丸のままで販売でき、少人数でも食べ切ることができます。和・洋・中いずれの料理にも向き、サラダや小品の盛り器などに、と用途も広がります。
 まきどきは、これからの時期なら春秋用種が3月下旬と8月中旬~9月下旬、夏用種が5月中旬~8月中旬(いずれも関東南部以西の平たん地の場合)です。収穫までの日数は50~65日ですから、1~4月の低温期を除けば、かなり長期間収穫を楽しめます。
 育て方は、通常のハクサイと同じく、セルトレイ(128穴)やポリ鉢に1カ所4~5粒まきとし、育つにつれて間引いて一本立てにします。
 本葉4~5枚で、図のように畑にベッドをつくって植えつけます。小型なので、1m2当たり10株以上もの密植にするわけです。元肥には良質の堆肥と油かす等を十分施し、2回ほど追肥して肥切れさせないように育てます。
 害虫には要注意。生育の前半に、べたがけ資材を被覆すれば、極めて少農薬で育てられます。通常のハクサイに比べて大変育てやすく、家庭菜園に好適です。

坂木技術士事務所●坂木利隆


<【JA広報通信】より引用>