家庭菜園
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ヤマイモ


栽培方法

クッキングノート

ヤマイモはヤマノイモ科ヤマノイモ属の多年草で、他にはジネンジョ、ダイジョがあるんだ。また、ヤマイモの種類は根形によって、ナガイモ、イチョウイモ、ツクネイモに分けられるよ。

栽培ガイド

栽培カレンダー

生育温度 ヤマイモは高温性の作物で、イモの肥大期には日照時間が必要。
作ってみたい品種 ナガイモ…長芋、一年芋、とっくり芋など
イチョウイモ…仏掌芋、いちょう芋など
ツクネイモ…大和芋、伊勢芋、豊後芋など
連作障害 あり(2〜3年間は同じ場所に作付けしない)
ここに注意! 収穫は土が乾いている時に行うこと。土が湿っている時に収穫すると、貯蔵中に腐りやすくなるよ。
ヤマイモはむかご(茎につく小球)からも育てることができるけど、育ちが遅いので、初年度の収穫は見込めない(2年目以降に収穫)。
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育て方
(1) 種イモはどこで切っても芽が出てくるので、100g程度の大きさに切って利用しよう。 (2) 腐敗を防ぐため、切りイモは3〜4週間日当たりのよい場所で干しておくんだ。 (3) 植えつける2週間前に苦土石灰100g/m²を入れて深く耕す。深さはナガイモが70〜80cm、イチョウイモ、ツクネイモは30cmくらいだよ。

(4) 植えつける1週間前に化成肥料150g/m²を入れて耕し、高さ30cmの畝を作る。 (5) 畝の中央に深さ5cmの溝をつけて種イモを30cm間隔で植え、覆土する。地温の低い時期に無理して植えないのがポイント。(ツクネイモは切断面を上にして植える) (6) 蔓が伸びる前に2m程度の高さの支柱を立てる。ヤマイモは合掌式の支柱にしよう。

(7) 蔓が30cmほど伸びたころに1回目、7月中〜下旬に2回目の追肥をする(化成肥料50〜60g/m²)。追肥した後に畝の表面を削って除草し、株元へ土寄せする。 (8) 梅雨明け後、乾燥防止に敷きわらをし、乾燥がひどいときは水をやる。 (9) 葉が黄色く枯れはじめたら収穫だ。ナガイモはイモに沿って深い穴を掘り、下の方を折らないように、ていねいに収穫しよう。


栽培ミニ知識
■ヤマノイモ属の隠された利用法
 ヤマノイモ属の食用種は世界的に50種以上。
 日本のものはジャポニカ種だけど、現在栽培しているイモは中国種か輸入ものがほとんどなんだ。日本の自生ヤマノイモ(ジネンジョ)を改良したものは、加賀平長イモくらいだよ。
 ところで、非食用種のヤマノイモはいろいろと利用されているのは知っているかな?
 アフリカ、東南アジア、中国では、薬用、とくに生薬原料として使われ、最近では経口避妊薬の原料として、ある種に含まれるディオスゲニンという成分が注目されているよ。
 また、タンニンを多く含む種類は魚網や布を褐色に染色するのに使われたり、皮をなめすのに使うんだ。
 ミャンマーやヒマラヤ山麓地方では有毒サポゲニンを含む種類を害虫駆除やシラミ退治に利用したり、マレーシアではイモの粉末を川に流して魚をとったり、また、水田の害虫駆除として使える種類もあるんだよ。
 

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