トップページ

>

家庭菜園

>

【実践編】月毎の栽培ポイント

ハクサイの苗作りと畑の準備

 かたく結球した無病のハクサイを作るのに一番大切なことは、適期に種まきし、健全な苗を作り、有機質を十分与えた肥よくな畑に植えつけ、害虫防除を怠らないことです。
 まき時は酷暑が過ぎたすぐのころです。早まきし過ぎると暑さで育ちにくく、遅れると寒くなるまでに十分な葉数(70~100枚)と葉の大きさが確保できず、ゆるい結球の小玉になってしまいます。
 種まきはセルトレイか、少ない本数でよければ3号のポリ鉢を用いて、3~4粒まきにします。4~5mm厚に覆土し、十分かん水してその上を新聞紙2~3枚重ねで覆い、涼しい場所に置くと、3日目ごろから発芽します。
 大部分発芽したら、遅れずに新聞紙を取り除いて緑化させます。萎れさせないようかん水に注意しながら、育つにつれて間引きし、1~2本立ちにします。
 15~20日後、本葉3~5枚(図参照)に育ったころ畑に植えつけ、さらに10日ぐらいして生育し始めたら、間引いて1本を残します。
 畑はできるだけ早いうちに、苦土石灰をまいてよく耕しておき、その後植えつける畝全面に十分な堆肥と油かす、化成肥料をまき、15cmほどの深さに耕し込んでおきます。水はけをよくすることが大切ですから畝は高めに作り、降雨時に水たまりができないよう注意します。
 苗のうちからシンクイムシ、ハスモンヨトウなどの害虫が必ずといっていいほど発生します。苗床から定植20日後ぐらいまで、べたがけ資材を覆うか、または薬剤を散布して防除を怠らないようにしましょう。

坂木技術士事務所●坂木利隆