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サトイモの原産地はインド、中国。南方民族が移動するとともに日本へやって来たんだ。高温多湿が好きだから、夏の暑さでもよく育つけど、乾燥は苦手なんだよ。
生育温度
25〜30℃ 高温多湿を好み、夏の暑さでもよく育つ。乾燥には弱い。
栽培スケジュール
4月に種イモを植えつけて10〜11月に収穫する。
作ってみたい品種
どこを食用にするかによって、子イモ専用種、親イモ専用種、親子兼用種に区別される。
子イモ専用種・・・石川早生、土垂(どだれ)など
親子兼用種・・・・赤芽、ヤツガシラなど
連作障害
あり(3〜4年間は同じ場所に作付けしない)
ここに注意!
乾燥に弱く、干ばつの年には不作で品質も悪くなることも。連作するとイモが腐りやすくなるから注意しよう。
(1)
種イモはふっくらとして芽が痛んでいない中身が充実しているものを選ぶ。60〜100gくらいがいいよ。
(2)
植えつける2週間前に苦土石灰100g/m²と堆肥3kg/m²を入れて耕し、1週間前に化成肥料100g/m²を入れて畝を作る。
(3)
畝に溝を掘り、種イモの芽を上にして植えていく。種イモの間隔は30〜50cmくらいにする。
(4)
植え付けが終わったら5cmくらい土をかけて黒色のポリマルチをしよう。発芽が早まって雑草も防げるよ。
(5)
芽が少し伸びてマルチを突き上げてきたら、その部分を切って芽を外に出す。
(6)
本葉が2〜3枚のころマルチを取り除き1回目の追肥、5〜6枚のころ2回目、6月下旬に3回目の追肥をする(化成肥料50g/m²)。
(7)
追肥をしたら肥料を埋めるように、通路の土を株元に土寄せする。
(8)
7月ころから子イモが大きくなり始める。ワラや枯れ草を敷いて乾燥を防ごう。それでも乾燥するときは畝の間に水をやる。収穫は霜の降りる前に掘り起こそう。貯蔵するときは、水はけのよい畑に穴を掘り、親株に子・孫イモを付けたまま逆さに積み重ね、ワラを敷いて土を盛るといいよ。
■サトイモのえぐみ
ズイキ(サトイモの茎)や親イモを食べると、舌や食道粘膜が刺激されて、えぐみを感じたり、人によってはイモの汁が肌に触れると、かゆくなったりかぶれたりすることがある。こんなときには、たき火などでかゆいところを暖めると、かゆみが止まるよ。
このえぐみの成分は、葉柄が緑色のものに多く、日照が強く乾燥したときに増加する。だから日光を当てずに軟白栽培した芽イモは、えぐいイモを利用しても、えぐみは出ないんだ。
えぐみは熱や酸によって分解されるほか、葉柄の皮をむいたり乾燥しただけで、えぐみがなくなるほか、えぐいイモでも貯蔵しておいて春に食べると、えぐみがほとんどなくなっているよ。
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