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育つときに必要な要素
 野菜が生育するのに多量に必要とする養分を、必要要素とか大量要素といいます。窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)、の3要素と、石灰(Ca)、苦土(Mg)、を加えた5要素があります。
▼窒素
 作物の葉を茂らせ、枝や茎を形づくる働きから「葉肥」とも言われ、葉の生育を早め、やわらかい多汁質の葉ができます。特に葉菜類や根菜類には必要です。果菜類においては施肥量により花つきや実なりが悪くなるので、やりすぎないように気をつけましょう。
▼リン酸
 「根肥」「実肥」といわれ、根の生育や、果菜類の花の着き、実どまりをよくします。実がなる野菜は味を良くする効果もあります。
▼カリ
 光が不足しているときにカリを多く施すと、光合成の働きをいくぶん回復することができます。ジャガイモやサツマイモの肥大、豆類の実どまりをよくするので、「実肥」といわれます。
▼石灰(カルシウム)
 土のpH調節に必要なほか、キャベツ、ホウレンソウ、セロリなどは石灰植物といわれるほどカルシウムを多量に吸収します。
▼苦土(マグネシウム)
 葉緑素の形成に必要で、不足すると葉が黄色くなります。

 この他にも野菜が生育するのに必要量は少ないが、絶対に必要とする養分を、微量要素といいます。ホウ素(B)、マンガン(Mn)、鉄、亜鉛、銅などがあります。

▼ホウ素
 作物の窒素成分や無機成分の吸収、移動などの調整に必要なものです。施肥量が多いと害が出やすいので注意が必要です。
▼マンガン
 作物体内の呼吸を助けると同時に葉緑素の生成に必要な成分です。

▼肥料の種類とその性質
 肥料には有機質肥料と化学肥料があります。(表1
▼有機質肥料
 ほとんどのものが、N、P、Kの3要素を含み、効きめが長いので、トマトやナスのような収穫期間が長い野菜に効果があります。
 元肥として施すときは、種まき、植えつけの1週間前には施しておきましょう。
▼化学肥料
 1種類の成分しか含んでいないものと、3要素を含む複合肥料があります。なかにはマグネシウムや有機態の成分を含んでいるものもありますが、3要素が同量含まれているものが便利です。
▼液肥
 300〜500倍に薄めて、水やり代わりに施したり、原液を畝立てするときの元肥として、畝の中心に施すこともできます。
▼葉面散布剤
 一時的な肥切れを直すのに利用します。葉菜類では2%、イモ類では1%、苗には0.5%程度に薄めて、噴霧器で葉にまんべんなくかけるようにします。

表1 主な肥料の特性
区別 種類 成分(%) 特性・使い方
窒素 リン酸 カリ
有機質肥料 植物性 油粕類 5.3 2.3 1.0 やや遅効性。カリ分が少ないので、化学肥料と併用すると効きやすい。
草木灰 4.0 1.0
動物性 魚粕類 6.7 4.2 0.5 効果がゆっくりと持続、化学肥料と併用するとよい
骨粉 2.7 22.0 0 リン酸主体の肥料。元肥に用いる
鶏糞 5.0 4.0 2.0 比較的速効性、多肥すると肥やけしやすい
牛糞 0.3 0.2 0.1 成分は少ない。未熟なものに注意
配合   有機配合(例) 6.0 6.0 6.0 油粕を主体に3要素をバランスよく配合。元肥、追肥に使える
化成肥料 単肥 硫安 21 - - 速効性の窒素肥料。水に溶かして追肥にもできる
尿素 46 - - 窒素成分が多い。水に溶かして葉面散布もできる
石灰窒素 21 - - 遅効性で元肥に。土の消毒効果もある
過リン酸石灰 - 17 - 肥効の早いリン酸肥料。元肥にも利用
溶リン - 20 - 遅効性で肥効が長い。元肥に利用
硫酸カリ - - 48 速効的。施用過多で苦土欠乏がおこる
塩化カリ - - 60 硫酸カリと同様、茎葉につくと肥やけをする
複合化成肥料 普通化成(例) 8 8 8 速効性て゜3要素がバランスよく含まれる
高度化成(例) 15 15 12 3要素の含有量が多い。どか肥は注意
緩効性肥料(例) 12 8 10 成分量が多いが、ゆっくりと長く効果が続く
液肥 液肥(例) 15 5 8 速効性。300〜500倍に薄めて追肥に
葉面散布剤 ヨーゲン 30 10 10 肥切れ、生育不良のとき、0.5〜2.0%液を葉面に散布して一時的に早く効かせる。農薬に混ぜることもできる
スミリーフなど 21 21 14


肥料の種類とその性質
 野菜は、種類によって養分の吸収の仕方が違います(表2)。
 生育初期に多く吸収するもの、生育期間中にコンスタントに吸収するもの、生育後期に多く吸収するものの3つのグループに分けられます。養分を吸収する時期によって、元肥の量、追肥の量、回数が変わってきます。

表2 野菜の肥料の効かせ方のタイプ
スタートダッシュ型   小カブ、ホウレンソウ、レタス、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ ・元肥主体に
・全層施肥
・後半からは窒素を効かさなくてよい

キャベツ、ハクサイ、タマネギ、ナガイモ ・元肥を主体に、やや長持ちする肥料を
・生育中期までは肥切れさせず、後半は控えめに
コンスタント型   キュウリ、トマト、ピーマン、ナス、ネギ、インゲン、エダマメ、ニンジン、セロリ ・元肥には肥効が長持ちする緩効性肥料を
・追肥は少量ずつ回数多く、肥切れさせない
ラストスパート型
アスパラガス、スイートコーン、エンドウ、イチゴ ・元肥は控えめに。追肥は早めに
・肥切れさせぬように
  カボチャ、トウガン、スイカ、メロン、シロウリ、ダイコン、ゴボウ ・つるぼけ防止のため、元肥は控えめに
・中期から後期にかけて、追肥で生育調整 

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