グリーン西春日井に行ってみよう!アイコン 家庭菜園

作り方

栽培のポイント

営農情報

料理のレシピ


減農薬栽培をめざそう!
 病害虫の防除には農薬散布が効果的ですが、健康面から農薬使用はできるだけ少なくしたいものです。
(1) 土づくりは念入りに
 りっぱな野菜を作るためには、水はけ、水もちのよい、肥えた土が不可欠です。堆肥などの有機物を継続的に与え、石灰で土のpH調整をしましょう。
(2) 畑は清潔に保つ
 収穫が終われば、前作の古葉や残り株を集めて、消却するか深く土中に埋めて、害虫や病原菌の発生源を除去します。土壌消毒は、太陽熱利用の方法が安全です。
(3) 連作はしない
 同じ種類の野菜は連作を避けて、萎黄病、萎チョウ病などの土壌伝染性病害の発生を防ぎます。
(4) 厚まき、密植を避ける
 苗が込みすぎだと、軟弱で病気にかかりやすくなったり、害虫のすみかになります。間引きをして、株間をじゅうぶんに取り、日当たり、風通しをよくしてやります。
(5) 石灰窒素のやりすぎは禁物
 窒素のやりすぎは一見りっぱに見えても、じつは軟弱に育って、病害虫に対する抵抗力が弱くなっています。
(6) 抵抗性の品種を選ぶ
 品種改良が進み、病害虫に強い品種が出回るようになりました。また、病害虫に強い台木を利用した接ぎ木苗を利用することで、農薬に頼る必要性が低下します。
(7) 排水をよくし、乾燥時には水やりを
 土の湿りすぎは、苗立枯病や根腐病の原因になります。土が乾けば水やりをすればよいので、排水のよい状態を保つことが大切です。
(8) 病害虫の被害は早期に処理
 もし病気が発生したら、その株は早めに抜いて、消却するか、土の中に深く埋めます。
(9) 害虫は手で捕殺する
 害虫の発生で大切なのは、最初の1匹です。見つけ次第、手で捕まえて駆除すれば、繁殖が防げます。
(10)農薬の使用は最小限に
 病気の場合は、どうしても農薬を必要とするときがあります。また、病気の診断は難しく、判断が間違ったために使った農薬が効かない場合がありますが、そのときは一般的な農薬を用い、適期の適量散布を守りましょう。

表1 害虫の種類と対策

茎や葉を
かじり取る

アオムシ、ヨトウムシ、カブラヤガなど ・見つけたら手で捕殺
・葉裏の卵、幼虫をつぶす
・DDVP乳剤で早期駆除

茎や葉に
食い込む

ハモグリバエ、シンクイムシなど ・オルトラン粒剤などを株元にまいて侵入を防ぐ

汁を吸う

アブラムシが代表的 ・DDVP乳剤を散布
・シルバーフィルムでマルチングする

根に寄生する

ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、シストセンチュウ ・一度発生すると駆除は困難
・アフリカマリーゴールドを混植(ネグサレセンチュウ)


図1 葉に穴がない(吸汁害)

虫がいない

白いカビ
(病気)
円形・角形の斑点
(病気)
モザイク状にちぢれる

虫がいる

変形するちぢれ(ダニ類)小さな虫群(アブラムシ) 黒くすすける(アブラムシ、コナジラミ、ススカビ) 局部的黄化(ハダニ) 葉脈に沿って緑色が抜ける(アザミウマ類) 白色の細いトンネル状(ハモグリバエ)

図2 葉に穴があく(食害)

虫がいない

虫がいる

小さな穴(キスジノミハムシなど) 糸状の虫糞(ナメクジ類、ウスカワマイマイ) ヨトウムシなど スカシ穴
1〜2匹いる(コナガ)
小さな穴
多数虫がいる(ヨトウムシ)
アオムシ
(緑色)
ヨトウムシ
(褐色、黒褐色)
カブラヤガ、バッタ類
(紫褐色)

図3 病気、害虫以外の原因による障害

カリウム欠乏症(下葉から出やすい)

斑点を生ずる
ナス、イチゴ、シュンギク、カリフラワー、ハクサイ
葉脈間が黄化する
ピーマン、エダマメ、シロナ、トマト、サトイモ
葉縁が黄化する
キュウリ、ダイコン、ホウレンソウ

マグネシウム欠乏症(下葉や果実近くの葉に出やすい)

葉脈間が黄化する
イチゴ、エダマメ、キュウリ、ピーマン、カリフラワー、キャベツ、シロナ
葉脈に沿って黄白化する
ナス、ホウレンソウ
葉縁が黄化する
ダイコン

カルシウム欠乏症(生長点近くに出やすい)

先端部の生長阻害
黄化、萎縮する
トマトの果実の花落ち部分から腐ってくる タマネギの芯の部分が腐る

図4 茎や根の被害による見分け方

虫が見えない

芯の葉がなくなっている(ナメクジなど) 根が土の中で切られている(コガネムシ幼虫) 茎が切り倒されている。切れた葉や茎が土の中に引き込まれている(ネキリムシ、ヨトウムシ)

虫がいる

芯の中に食い込んでいる(シンクイムシ) 根に小さなこぶ(ネコブセンチュウ)
比較的育つ
しおれる
こぶが大型(根コブ病)

表2 主な病気と対策


主な病気 主にかかる野菜 症状・対策




葉カビ病 トマト 斑点がめだつ
・カビの菌糸が葉・茎に侵入。その部分の組織が死んで褐色の斑点になる
・高温多湿で発生するものが多く、風通しが悪いと発生しやすい
・葉裏から侵入することが多いので、敷きワラやマルチングをして、泥はねを防ぐ
・ダイセン水和剤などを葉裏によく散布
斑点病 トマト、ウリ類
ベト病 キュウリ、メロン、葉菜類
炭ソ病 イチゴ、スイカ、シュンギク、ホウレンソウ
黒斑病 ニンジン、ネギ、ハクサイ、キャベツ
褐斑病 エンドウ
サビ病 ネギ、ミツバ、ニラ、タマネギ
黒星病 キュウリ
つる割病 ウリ類 しおれて枯れる
・土壌中の病原菌が茎の中に侵入。導管部を冒して水の移動を妨害する。茎を切ると導管が褐色になっている
・土壌消毒、連作防止、接ぎ木苗利用
萎チョウ病 トマト、イチゴ、キュウリ、ホウレンソウ
半身萎チョウ病 ナス、トマト
萎黄病 イチゴ、アブラナ科の野菜
立枯病 各種野菜 激しく発症し、最後には腐る
・茎や株の地ぎわ部が軟腐し、細くくびれて倒れる
・葉、果実に細菌が蔓延し、腐る
・多湿でやや低温時に発生が多い
疫病 トマト、キュウリ、ピーマン、イチゴ
灰色カビ病 果菜類、キャベツ、レタス
菌核病 キュウリ、ナス、インゲン、レタス
根コブ病 アブラナ科の野菜 こぶができる
・酸性で水はけの悪いところで発生
・土壌消毒をする
細菌 青枯病 トマト、ナス、イチゴ しおれて枯れる、腐る
・茎や根から細菌が侵入、株全体が枯れたり腐る
・発病すると薬剤では防げない
軟腐病 レタス、ハクサイ、キャベツ、ダイコン
黒腐病 アブラナ科の野菜

ウイルス

モザイク病 各種野菜 縮れて枯れる
・葉にモザイク状の斑点が出たり、萎縮して枯れる
・アブラムシ、アザミウマなどが伝播する
・発病したら早く抜き取る
黄化壊疽病 ナス科、マメ科、キク科
萎縮病 ネギ類

トップページ

トップページ