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ナスは日本人に古くから親しまれ、食べられてきた、なじみ深い野菜だ。利尿作用で体のむくみを取ったり、口内炎に効果があるともいわれている。また、低カロリーだからダイエットには、もってこいの野菜として改めて人気を呼んでいるんだ。
生育温度
原産地はインド。日当たりのよい、有機質の豊富な土壌が大好き。生育の適温は25〜28℃。
栽培スケジュール
4〜5月に植えつけて6〜9月に収穫。種から育てるときは2月に種をまく。
作ってみたい品種
千両2号、黒陽、筑陽、紫水、庄屋大長など
連作障害
あり(5〜6年間は同じ場所に作付けしない。連作する場合は接ぎ木苗を植える)
ここに注意!
高温を好むから早植えは禁物だよ。また、乾燥すると生育が悪くなるから、たっぷりと水やりし、敷きワラを敷こう。特に梅雨明け後は、水やりを忘れないようにしよう。
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(1)
ナスは種から育てることもできるけど、苗にするまで80日くらいかかるから、苗を購入しよう。接ぎ木苗が手に入ればベストだよ。
(2)
苗を植える2週間前に苦土石灰150g/m²と堆肥3kg/m²を入れて深く耕し、1週間前に化成肥料150〜180g/m²を入れて畝を作る。
(3)
苗を買ってきたら日当たりのよいところに2〜3日置いてから植えつける。植えつける前日に水をたっぷりやっておこう。これはポットから出すときに崩れるのを防ぐためなんだ。
(4)
植えつける場所に大きめの穴を掘って苗を植えていく。鉢の土が少しかくれるくらいの深さで、浅めに植えよう。
(5)
枝は(1)の主枝と、最初に咲く花(一番花)の上下にある枝(2)と(3)を伸ばす。下の方(4)の葉は1つ目の収穫までつけておき、わき芽は早めに取ろう。
(6)
追肥は最初の収穫時から始めよう。1回に化成肥料20〜30g/m²を2〜3週間おきに追肥する。土が乾燥しないように、たっぷりと水やりして敷きワラを敷こう。
(7)
実が大きくなってきたら、早めに収穫しよう。これは株に負担をかけないようにするためなんだ。
(8)
真夏になったら、スコップで根を切り、(1)の枝を切る。(2)の短い枝は残しておこう。そして、500倍の液肥と敷きワラをする。
(9)
切り返したところから新しい枝が出て、秋ナスが収穫できるよ。
■花でわかる栄養診断
一般的に植物は栄養状態が悪くなると、葉の色が薄くなったり葉が小型になったりするから、肥料が不足しているのかどうか判断できるけど、ナスは花で栄養状態を知ることができるよ。
栄養状態のよい株の花は、大型で花弁の色つやが良く、よく観察すると、めしべ(花の中心から伸びている)が長く突き出ている。(イラスト上)
だけど、栄養状態が悪くなると小型で花弁の色つやが悪くなり、めしべがかくれてしまうんだ。(イラスト下)
また、栄養状態が悪いと枝の先のほうで花が咲くようになるから、気をつけよう。いつも観察して栄養状態が悪くなる前に、肥料をやることが大切なんだよ。
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