<<目次
コリアンダーは江戸時代に日本にやってきた。そのときについた名前は、「カメムシ草」。名前のとおり、においが強い植物なんだ。でも中国やタイ、インドでは、根や葉、実が香辛料としてよく使われている。
生育温度
15〜25℃ 地中海沿岸がふるさと。気温が15〜25℃にならないと芽が出にくいけれど、葉は0℃のときでも枯れないよ。
栽培スケジュール
種まき
一年中種まきできるけれど、9〜翌年4月にまくと葉がたくさん収穫できるよ。
収穫
間引きしながら葉を収穫。花のあとは果実をつけるから、それも収穫しよう。
作ってみたい品種
コリアンダーは英語名、中国名は香菜(シャンツァイ)、タイ名はパクチー。和名はコエンドロだけど、「香菜」を日本語読みして「こうさい」ともいう。みんな同じ植物だ。
連作障害
なし
ここに注意!
夏が近くなり夜が短くなると、花が咲き出す。そうすると葉が増えなくなってしまうんだ。葉の収穫は、花芽が出るまでしかできない。
(1)
種まきの2週間前に苦土石灰50g/m²と堆肥1kg/m²を入れて耕し、1週間前に化成肥料60g/m²を入れて畝を作る。少しだけ育てるなら、プランターが便利だ。
(2)
種を板などでこすって、半分に割り、一晩水につけておく。
(3)
種をパラパラとまき、かくれるくらい土をかけたら、たっぷり水をやる。
(4)
10日くらいでやっと発芽する。それまでは土が乾かないよう注意してね。
(5)
ワラなどをかけて保温する。保温すると早く大きくなるよ。
(6)
芽が出てからは、土の表面が乾いたときだけ水をやる。
(7)
株が込みあって、葉が重なり合うところは、ときどき間引いてやろう。
(8)
間引きしながら、どんどん収穫しよう。
(9)
花が咲いたあとには、果実がつく。果実が茶色くなったら刈り取って、日かげに干して乾燥させる。
■コリアンダーはなぜにおう?
コリアンダーの果実はオレンジみたいないいにおいがするのに、葉はカメムシみたいなにおいがする。果実がいいにおいなのは、鳥などに食べてもらって、遠くに運んでもらおうとするため。逆に葉は、虫などに食べられないよう、身を守るためにくさくなった、と考えられている。
コリアンダーの葉、根、果実の中には、においの入った管が通っている。ちぎったりしてこの管をこわすと、においが出てくるんだ。鼻を近づけただけではにおわないよ。
トップページ