<<目次
ブロッコリーの原産地は、地中海沿岸。ヨーロッパでは、古くから栽培されてきた野菜なんだ。日本で広く栽培されるようになったのは、わりと最近で、50年前ころから。涼しい気候を好むよ。
生育温度
5〜25℃ いちばんよく育つのは15〜25℃。寒さには強いほうだよ。
栽培スケジュール
冬春まきと夏まきがある。寒冷地や高地では日程が変わってくるので注意。
冬春まき
1〜3月に種をまいて、4〜6月に収穫。
夏まき
6〜8月に種をまいて、9〜翌年3月に収穫。
寒冷地
3〜7月に種をまいて、6〜10月に収穫。
作ってみたい品種
収穫できるまでの期間が短い順に、「早生緑(わせみどり)」、「シャスター」、「緑嶺(りょくれい)」などが育てやすい。作る時期によって、それにあった品種を選ぼう。
連作障害
あり(1年間は同じ場所に作付けしない)
ここに注意!
ブロッコリーは虫がつきやすい。モンシロチョウやコナガの幼虫は放っておくと、あっという間に葉っぱを食べつくしてしまうから、こまめに見つけて退治しよう。
(1)
畑の一部を利用して苗を育てよう。深めの箱に畑の土を入れて育ててもいいよ。箱を使うときは、堆肥の入った栄養たっぷりの土にしよう。
(2)
板などを使ってすじをつけ、そこに種をまく。すじの間隔は10cmくらいが目安。種をまいた後は、うすく土をかける。土が乾いたら水をやるようにしよう。
(3)
2〜3日で発芽するよ。発芽した後は、土の表面が乾いているときだけ、水をやろう。
(4)
葉が重ならないように少しずつ間引こう。間引いた葉も食べられるよ。
(5)
本葉が2枚になったら、ビニールポットに苗を移して育てる。
畑は苗を植える2週間前に苦土石灰100g/m²と堆肥3kg/m²を入れて耕し、1週間前に化成肥料150g/m²を入れて畝を作る。
(6)
本葉が5〜6枚になったら、畑に1本ずつ植えていく。苗の間隔は40cmくらいあけよう。
(7)
土の表面が乾いたら、水をたっぷりやろう。本葉7〜8枚の頃と花蕾が出始めた頃に化成肥料70〜80g/m²を追肥する。2回目の追肥と同時に土寄せする。
(8)
害虫に注意しよう。気をつけたいのは、モンシロチョウやコナガの幼虫、ネキリムシ、ヨトウムシなどの害虫による食害。夏から秋にかけては要注意だよ。
(9)
花が咲く前、つぼみの形がくずれないうちに収穫しよう。中心の頂花蕾(ちょうからい)を収穫後、わき芽の側花蕾(そくからい)もどんどん収穫していこう。
■どうしてモンシロチョウがつくの?
アブラナ科の植物には多かれ少なかれ、辛み成分(からい味の成分)が含まれていて、その辛み成分のにおいに誘われてモンシロチョウが集まってくる。辛み成分は、本当は植物が害虫から身を守るために作っているのだけど、モンシロチョウは平気なんだ。ほかの害虫があまり近づかないのを逆に利用しているってわけだ。
トップページ