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水稲 田植えと初期の管理


 今年も田植えの時期になりました。「稲作こよみ」を参考に、田植えと初期管理を行いましょう。

基肥は適量を

 基肥量が多すぎると、倒伏の原因になります。また、茎数が増えすぎて風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなるほか、穂数が増えすぎてコメの粒張りが悪くなり収量が減少します。

 基肥は「あいちのかおり」で「ひとまきくん」を使用する場合、10a当たり50kg〜60kgです。小出来で秋勝りな稲づくりに心がください。
 

ウンカ類、イネミズゾウムシ等の防除
 田植え前に箱施薬で病害虫の予防をします。薬剤により対応できる病害虫が違うので、薬剤のラベルをよく読んで、適切な薬剤を選びます。

 箱施薬は葉が濡れていない時に施用し、薬剤が根元に落ちるようにします。葉の上に残ってしまった薬剤は、そのままにしておくと薬害の恐れがあるため、払い落とします。軽く散水して薬剤をマットに定着させてから、田植え機に乗せます。
 

田植えは丁寧に
 株間は18〜19cm程度のやや粗植にして、健康な稲の栽培に努めます。

 植付けの深さは2cmが理想です。4cmになると分けつや根の発生が明らかに遅れます。植付け本数は一株4本前後に調整します。一株6〜8本の植付けは、過繁茂や倒伏につながります。植付けの深さや本数は、作業の途中でも確認しながら調整しましょう。
 

田植え後の水管理
 田植えから1週間過ぎ、イネが活着したら3cm程度の浅水管理を基本とします。深水のままだと分けつが遅れたり、不要な時期に肥効が現れて、倒伏につながります。
 
除草剤の散布と散布後の水管理
 除草剤ごとの散布適期(田植後日数)を必ず守ります。

 散布ムラがあると効果が低下するばかりでなく、薬害が発生する可能性もあるので、均一散布に努めます。また、強風で薬剤が飛散しないよう注意しましょう。

 散布時の水深は3〜5cmとし、散布後7日間は止水してください。自然減水により田面の一部が露出しそうになったら、再び3〜5cmになるまで水を入れます。除草剤の効果を高めるには、田面ができるだけ均平になるように代かきすることです。
 

補植について
 欠株の箇所は、隣の株の生育が旺盛になり補ってくれます。補植する場合は、数株連続して欠株があるところだけにし、除草剤散布前に済ませます。

 除草剤散布後の補植は、除草剤の処理層を足跡で壊すばかりでなく、補植した苗は薬害を受けやすいので、控えます。
 

残り苗の除去
 田植、補植後の残り苗は、いもち病など病害虫の発生源となりますので、速やかに処分してください。

尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業普及指導センター)

 

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