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ガスタード微粒剤による土壌消毒のポイント


 野菜の作付けが続いているほ場では、一部に土壌病害が見られます。住宅地などが近いほ場では、刺激臭の少ないガスタード微粒剤などによる土壌消毒が有効です。ガスタード微粒剤による土壌消毒のポイントを紹介します。

 

処理のポイント

効果を高める処理
薬剤の均一散布・混和と被覆
石灰窒素併用、太陽熱の利用など
ガスタード微粒剤処理の効果が不十分になる主な原因
薬量・混和の不十分
無被覆、不十分な被覆
り病残渣の放置
汚染土壌の持ち込みによる再汚染
り病(汚染)苗の持ち込み
環境の悪化(適さない時期の栽培、汚染された土壌や雨水などの流れ込み)

処理上の注意点

土壌水分
土を握ると固まりができ、くずれない程度の水分が必要です。
土壌水分の不足や極端な過剰は、成分の分解が遅れて薬害の恐れがあります。
気温
夏季高温時は急速に分解が進んで地表面から揮散するので、被覆が必要です。
冬季低温時は分解・揮散が緩慢なため、処理後作付けまで長期間必要です。
ガス抜き方法
 被覆を除去し、1回目の耕起を行い、その2〜7日後に2回目の耕起を行います。2回目のガス抜きは施肥混和と兼ねることが可能です。再汚染防止のため、洗浄した機械を使います。また、消毒できていない土を出さないように、耕起の深さは最初に薬剤を混和した深さまでとします。
施肥量
処理ほ場では、生育が旺盛になりやすいので、窒素肥料を2割程度減らすことが可能です。
その他
石灰窒素を併用する場合は、散布時の飛散を防ぐため防散タイプを用います。
被覆フィルムは農ポリ(厚さ0.05mm、6mx100m)程度のもので、4回程度の被覆に使用が可能です。
 
処理期間及びガス抜き方法
地 温 処理(被覆)期間
25℃以上 7〜10日
20℃ 10〜14日
15℃ 14〜20日
10〜15℃ 20〜30日以上

ガスタード微粒剤の使用にあたっては、作物名、使用量、使用時期などをラベルでしっかり確認してください。


尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業普及指導センター)

 

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