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水稲収穫後のほ場管理について

 水稲の収穫後間もないですが、この時期は、来作に向けての土づくりの大切な時期です。また、ジャンボタニシの防除は、土中で越冬中に行うと効率的で効果も高くなります。

■ 水田の土づくり

1 稲わらをすき込む

 稲わらは貴重な有機物です。有機物は、土壌中で分解されて腐植となり、土壌を軟らかくしたり、保肥力を高めます。また、生育全般にわたって緩やかに効く養分となります。有機物の分解を促すために、すき込み耕うんはできるだけ年内に行います。また、水稲の根群域を拡大して、健全な稲を育てるために、耕深15cmを目標に低速でゆっくり行います。

2 土壌改良材の施用 

 稲わらはケイ酸質肥料の役目もあります。ケイ酸質肥料の効果は、茎葉を硬くして倒伏や病害虫に対する抵抗力を高めます。また、止葉の受光態勢を良くし、品質・収量の向上が期待できます。

 稲わらを持ち出す場合は、土壌改良材として、「ようりんケイカル」を10a当たり200kg施用します。還元状態が激しく(土壌が青っぽい)、根腐れや秋落ちが出やすいほ場には、「ようりんミネカル」を10a当たり200kg施用するとよいです。「ようりんミネカル」には鉄分が含まれていますので、水田土壌の還元による根の障害を防ぐ役割もあります。

■ ジャンボタニシの防除
 ジャンボタニシは、水田に水がなくなり寒くなると10〜20mmの大きさの貝が土深6cm以内で越冬することが多く、越冬した貝は春になって水田に水が入ると活動を再開し、夏に盛んに繁殖します。

 そこで、土中で越冬している時期にロータリー耕で貝を破壊することにより、密度を減らすことができます。水田の土が硬くなる収穫後に、走行速度を落とし、ロータリーの回転数をあげて耕うんすると殺貝効果が高くなります。

 水路や休耕田も主要な越冬場所となります。水路は冬期間にできるだけ落水・乾燥させて清掃し、休耕田も冬季に耕うんするなどして、地域で対策をとることも重要です。


尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業普及指導センター)

 

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