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水稲の適期収穫

 今年の水稲栽培は梅雨明けが遅れ、中干しに苦労された方も多いと思います。まもなく収穫時期を迎えますが、その判断は米の品質を左右する重要な要因です。適期収穫で品質のよい米を確保しましょう。

■ 収穫適期の判断

 水稲の刈り取り時期は、早過ぎると青米やくず米が多くなり収量が低下します。一方、刈り遅れると玄米の色沢が悪くなったり胴割米が増加します。ここ数年は9月から10月にかけて平年より高温になることが多いため、特に刈り遅れは胴割米の発生が懸念されます。

 収穫時期は、一般に出穂後の日数でおおよその目安を立てることができます。例えば、「あさひの夢」は40〜45日、「あいちのかおり」は45〜50日です。しかし、登熟日数は気温の影響が大きく、管理方法の差もあるため、収穫時期が近くなったら実際に水田に行って、成熟状況を確かめる必要があります。

 収穫適期の判断は、水田で平均的な生育をしている株の稲穂を数本束ねて持ってみてください。穂先から黄色く熟し、穂首の方に1割ほど緑色の籾が残っている時期が収穫適期です。ほ場内の穂すべてが同時に登熟を完了する訳ではありません。このため、全体が黄色くなるのを待っていると、刈り遅れになってしまうので注意が必要です。

■ 収穫前の水管理
 中干しがしっかりできているところは、あまり早く落水すると登熟不良や品質低下につながります。コンバイン作業が心配で早めに落水する人もいますが、収穫5〜10日前程度を目安に落水をしてください。
■ クサネムの抜き取り

 収穫時までにクサネムを抜き取りましょう。籾と大きさや形が似たクサネムの種子は選別が困難で、玄米に混ざると等級が落ちる原因になります。ある程度大きくなってしまうと除草剤も効きにくく、種子が落ちると翌年に増えてしまうので、見つけたら抜くことが大切です。


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尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業普及指導センター)

 

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