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収穫後のほ場管理について


 稲の収穫が終わり、ほっと一息つけたかと思いますが、終了と同時に来年度の稲作が始まります。収穫が終わった水田は、来年のために土づくりを行う大切な時期となります。また冬場の適切な管理で、問題となっているジャンボタニシの発生を抑えることができます。

水田の土づくり

1 稲わらのすき込み
 稲わらなどの有機物は土壌中の腐植を増やし、土壌を軟らかくするなど化学肥料にはできない物理性の改善や、生育全般にわたって緩やかに養分の供給を行うなどの働きをします。
2 土壌改良剤(ようりんケイカル)の施用
 稲わらを持ち出す場合は、「ようりんケイカル」を10a当たり200kg施用します。毎年、稲わらをすき込んでいる水田では、けい酸が極端に不足することはありませんが、けい酸は収穫された籾と一緒にほ場外へ持ち出されています。
 けい酸質肥料の施用効果は、根腐れを防止したり、茎葉を硬くして倒伏や病害虫に対する抵抗力を高めます。また茎葉が硬くなることで止葉の受光態勢が良好となり、品質・収量の向上も期待できます。
 また鉄分は水田土壌の還元によって発生する硫化水素から根の障害を防ぐ役割を担っています。生育後期まで根の活力を保つことにより秋落ちを防ぎます。

■ジャンボタニシの防除

 ジャンボタニシは15〜20mmの大きさの貝がほ場内で越冬します。ロータリー耕で貝を破壊することで、密度を減らすことができます。冬季の耕耘でも効果が期待できますが、水田の土が硬くなる収穫
後のロータリー耕が最も殺貝効果が高いとされています。
 できるだけ土の硬い時期に、作業速度を落として、ロータリー回転数をあげて、一気に耕耘すると効果的です。
 さらに用水路も主要な越冬場所となりますので、冬期間は水路をできるだけ落水・乾燥させ、清掃しておくことも重要です。


尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業普及指導センター)

 

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