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成熟期頃の穂を見ると、一穂の中に黄化した籾とまだ緑色の籾が混在しています。黄化した籾は登熟が完了した籾で、緑色の籾は未熟粒ですが、全ての籾が黄化するのを待っていると先に登熟した籾は胴割米が多くなり、水田全体が刈り遅れになってしまいます。このため、一穂の籾の85%〜90%が黄化した時を収穫適期としています。
稲の穂は穂先の方から黄化が始まり、穂首側に最後まで緑色の籾が残るので、実際に穂を数本束ねて握ってみて、穂首側に緑色の籾が10%〜15%残っている時が収穫適期です。
また、収穫適期を出穂後の日数(日平均気温の積算)から判断すると、「あさひの夢」で40〜45日(1,100℃前後)、「あいちのかおり」で45〜50日(1,100℃前後)といわれますが、先に述べたように登熟期の気温次第では、成熟期が早まることが考えられます。新聞などの気温に注意しながら、実際の判定にあたっては、ほ場で穂の黄化割合と照合するなどの総合的な判断が必要です。
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