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エダマメ「ダイズ
シスト センチュウ」 |
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■エダマメの被害状況 |
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・地上部症状:エダマメの畑の一部(ハウスやトンネルの中央)でかたまって 生育が悪く、株の草丈は短く、葉が黄化・落葉する。
・地下部症状:根の量は少なく、色は飴色で、根粒の着生がほとんどなく、根 の表面に黄白色の微小な粒が見られる。
この粒がシストなどであり、これが観察されるとダイズ
シスト
センチュウの被害の可能性が高い。
この病害虫の発生が著しいと、開花結実を待たずに枯死することが多いので、収量は激減することが多い。
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| ダイズシストセンチュウの被害ほ場 |
被害株の根 |
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■形態 |
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雌成虫は体長約0.6mmのレモン形で、白色ないし淡黄色をしており、頭部をダイズの根に挿入し、体の大部分を外に露出している。
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■生態 |
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発育適温は23〜25℃であり、年間の発生回数は、3ないし4世代を経る。雌成虫は数百の卵を産み、春に地温が10℃以上になるとふ化が始まる。
シスト(雌成虫が大部分の卵を内蔵したまま体表に堅固な膜を作り死んでシストとなる。嚢子(のうし))の状態での本センチュウの土壌中における生存年限は極めて長く、湿潤大豆根で7年、風乾土壌で9年以上に及ぶ。
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■寄主植物 |
本センチュウの寄主範囲は比較的狭く、マメ科作物としては大豆、アズキ、インゲンにおいて被害が問題となるが、フジマメ、落花生、ソラマメ等には寄生しない。
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■防除対策 |
一般的な方法は殺線虫剤の使用であるが、シスト内の卵の半数は生存する。そのため、十分な効果は望めなく、薬剤のみによる防除は困難である。
耕種的な方法として、(1)輪作(被害回避の基本となるが、本センチュウは生存期間が長いため、短期の輪作では十分な効果を上げ難い) (2)対抗植物(アカクローバ、クロタラリア)、抵抗性品種 (3)田畑転換による湛水処理(3年間程度) (4)有機物の施用(センチュウ害軽減にも効果が得られる場合がある) (5)熱水消毒 などである。
これらの防除法はいずれも単独で決定的な効果がないため、それぞれを組み合わせて総合的に行うことが重要である。
特に、本センチュウは一度侵入すると、根絶は極めて困難である。発生ほ場で使用した農機具などは充分に洗浄して、付着土壌とともにシストを持ち込まないように注意する。(流水や風によっても伝搬する) |