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水田の土作りとは、水田土壌を水稲の生育に最もふさわしい状態に近づけ維持することです。土作りの方法として手軽に取り組むことができるのが、収穫後の稲わらのすき込みです。稲わらなどの有機物は土壌中の腐植を増やし、土壌を軟らかくするなど、化学肥料にはできない物理性の改善や、生育全般にわたって緩やかに養分の供給を行なうなどの働きをしてくれます。
また稲わらと合わせ、「ようりんケイカル」などの珪酸質、鉄分を含んだ肥料を投入することも有効です。毎年稲わらをすき込んでいる水田では、珪酸が極端に不足することはありませんが、珪酸は収穫された籾と一緒にほ場外へ持ち出されていきます。珪酸は水稲のなかに10%以上も含まれており、玄米100kgを生産するのに10〜15kgの珪酸が必要といわれています。
珪酸質肥料の施用効果として、根の酸化力を高め根腐れを防止したり、茎葉を強剛にして倒伏や病害虫に対する抵抗力を高めることなどが挙げられます。また茎葉が堅くなることで止葉の受光態勢が良好となり、品質、収量の向上も期待できます。
また、鉄分は水田土壌の還元によって発生する硫化水素から根の障害を防ぐ役割を担っています。生育後期まで根の活力を保つことに役立つため秋落ちを防ぎ、品質、収量の向上に役立ちます。
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