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大型、小型を問わず、機械を使った農作業には、重大な事故の危険がつきものです。
平成17年に愛知県が把握した農作業事故は107件ありました。最も多い事故は草刈機によるもので、耕うん機、トラクターの事故がそれに続きます。死亡事故が多いのは耕うん機、トラクターですが、草刈機による死亡事故も起こっています。
■刈払機での事故から学ぶ
| <事例>…草刈り作業中に足がすべり、体勢を崩したところ、刈払機の刃が体に当たり、負傷した。 |
| <ポイント>…滑り止め付きの靴を履くなど、作業に適した服装をします。作業は慌てず、一歩一歩足場を確認しながら行います。また、傾斜地では、なるべく等高線方向に作業します。 |
| <事例>…エンジン始動時、誤って刈払機の刃が手足に当たり、負傷した。 |
| <ポイント>…エンジン始動前に、ひとつひとつの手順を確認して落ち着いて作業します。刃の動きで刈払機全体が動き出さないように、刈払機のサオの下に角材やスタンドを当て、刃を地面から浮かせてからエンジン始動します。近くに人がいる場合は、十分離れた位置で刈払機を動かします。 |
| <事例>…草刈り作業中に刈払機が異物をはねとばし、目に当たって失明した。 |
<ポイント>…防護用メガネを着用します。刈刃の安全カバーを、正しく取り付けて使用します。破損したまま使ったり、取り付け位置をず らしたり、取り外したりするのは危険です。
作業前に、木の枝、空き缶、石、針金等を取り除きます。草丈が高く視界が悪い場合には、上下2段に分けて刈り取るのも有効です。 |
■耕うん機の事故から学ぶ
| <事例>…歩行型耕うん機でバックの際に、アクセルを下げずにクラッチを入れたら、ハンドルが跳ね上り、制動できなくなってロータリーに巻き込まれた。 |
<ポイント>…後進時は、エンジン回転を極力下げ、ハンドルをしっかり押さえながら、ゆっくりとクラッチをつなぎます。
旋回・後退は、周囲や足元を確認しながら行います。衝突や挟まれる恐れがあるので、後方の立木、支柱、誘引ワイヤーなどの障害物の周りやけい畔ぎわでは余裕ある距離を保つようにします。 |
■トラクターの事故から学ぶ
| <事例>…ロータリーの傾きを直そうとトラクターのエンジンをかけたまま降りたら、ギアが入っていて動き出したロータリーにはねられた。 |
<ポイント>…以下の対策を施してから、点検、調整を行います。
(1) 作業機を上げる。
(2) 昇降部の油圧ロックを掛ける。
(3) 駐車ブレーキを掛ける。
(4) エンジンをOFFにする。
(5) ブロック等を作業機の下に入れ支えにする。 |
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