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■水稲除草剤の使用時期
市販されている初中期一発剤(除草剤)には使用時期とノビ工の葉齢が記載されており、使用時期の晩限は薬剤の効果が期待できる最大の葉齢にノビエが達するまでの日数で決められています。
ノビエの葉齢は有効積算気温と密接に関係しており、多くの初中期一発剤の晩限である2.5葉期には代かきから2週間前後で達します。代かきからの気温によってはノビ工の生長が早まり、薬剤が効かなくなってしまう場合があるので、なるべく早めの散布を心がけます。しかし、反対に散布を急ぎすぎると水稲の根痛みを誘発する恐れがありますので、使用時期の早限(田植え後何日から)は必ず守ります。
■水稲除草剤の効果を高めるポイント
水稲用除草剤は、薬剤が水の作用によって田面一面に広がり、被膜をつくることで効果が現れるように設計されています。そのため代かきがきちんと行われず、田面の凹凸が多い場合や、全体に高低差があり一面に水が張れないような場合は、水面から露出している部分は薬剤が全く効かないことになります。除草剤を使用する時は、田面が水面から出ないように十分水を張ってください。
さらに散布後は、1週間程度水を動かさないようにすることが薬効を上げるポイントです。除草剤による環境汚染を防止するためにも、散布後の止水は必ず行ってください。
なお水持ちの悪いほ場の場合は、雑草の発生状況によって、中期剤や後期剤を使用することをお勧めします。
■中間追肥について
中間追肥を施用する場合は、あらかじめ基肥を控えている水田のみとし、それ以外では、施用しないでください。
時々「田植え後しばらくしても葉色が出てこない。分けつが遅い」という声が聞かれます。これは主として苗側に原因があり、根がまだ十分発達していないことなどが主な要因です。きちんと基肥を施用した水田では、少し待てば肥効が現れてきます。
中間追肥はなるべく施用しないで、穂肥を分肥するほ場では穂肥の施用へ向けて健全な稲姿を目指すようにしてください。
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