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今年の水田雑草を減らすために |
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●適切な水管理のための畦畔整備 |
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水田除草剤の除草効果を高め、薬害を発生させないためには、水管理がとても重要です。正しい水管理をするためには、作付け前に
ほ場
と畦畔をよく整備し、水漏れのない状態にしなければなりません。
具体的には、丁寧に畦塗りをして畦畔のひびや崩れ、モグラ、ザリガニなど小動物による穴を補修し、必要であれば畦畔シートを使用して畦畔からの漏水を防ぎます。下への浸透が激しい場合には耕起・代かきを丁寧に行い、田面を固めます。
除草剤散布直前には水尻をしっかり止め、田面水を除草剤ごとに指定された水深にし、水口を止めます。
湛水状態で散布する除草剤の有効成分は、水田土壌の表層に処理層を形成し除草効果を発揮するので、この処理層を破壊しない水管理をすることが大切です。散布後4〜5日間が特に重要で、水の動きは極力避け、田面土壌が水面から露出しないように少しずつ水を足して管理してください。また、周辺環境や下流の水質に配慮して、散布後1週間は落水やかけ流しかんがいは決して行わないでください。
除草剤の散布にあたってはラベルをよく読み、使用量、使用時期、使用回数を守って使用してください。 |
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●注意が必要な雑草 |
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基本防除だけでは防除しにくい雑草を3つ紹介します。 |
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■イボクサ |
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ツユクサ科の一年生雑草で、茎は下の方で枝分かれして地面を這いながら伸び、先端は立ち上がります。9〜10月にピンク色の花をつけます。
水田では代かき前の3月〜4月から発生し、代かきによって茎が切断されてもそこから根や芽を出して増殖します。放っておくと茎を伸ばし、枝分かれして四方に広がって、やがて立ち上がってイネにからみつくようになります。田植え後に種子から発生する場合や、畦(あぜ)から水田内に入り込む場合もあります。
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■クサネム |
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マメ科の一年生雑草で、ネムノキの葉によく似た葉をもっています。水がきちんと張られた水田の中には定着しませんが、土の表面が凸凹になっていると、浅水部分や田面が露出した部分で生育します。
クサネムは大きくなると高さ1.5m近くまで伸びます。種子は米粒大で黒く、サヤに入っています。この種子は大きさ形が米粒と似ているため、米に混入すると分けづらく、米の等級を落としたりするので、水田では厄介な雑草です。
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■キシュウスズメノヒエ |
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イネ科多年生雑草で稈(かん)は地表を這い、畦畔から水田内に侵入し、節から根を張り水田内で増殖します。「ヨバイグサ」と呼ばれることがあります。ほふく性のため草刈機での刈り払いでは残りがちです。水田内で増殖したものを放置すると翌春再発生し、耕起・代かきで稈(かん)が切断されてもすぐに再生し水田内での増殖源となります。
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