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今年の稲作を振り返って(その1) |
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●記録的な日照不足 |
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今年の特徴は、稲作期間前半の日照時間が少なかったことです。特に日照不足が際だった時期は5月中旬(平年の35%)と7月上旬(平年の58%)、7月中旬(平年の52%)でした。8月下旬から9月の登熟期には天候は回復し、日照時間は平年並みになりました。
また、気温は3月下旬からの低温傾向が5月上旬にいったん緩和したようでしたが、5月下旬と7月下旬に極端に気温の低い時期がありました。8月は高温傾向で、9月は平年並みの気温でした。 |
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●今年の稲の生育は? |
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5月中旬の日照不足と低温で、苗の生育や移植後の活着が遅れ、やや軟弱気味の生育になりました。その後、気温は平年並みから高めに推移したため茎数は回復しましたが、生育は1〜2日遅れ、軟弱傾向が続きました。7月下旬の多雨で中干しが十分できずに、収穫時の機械作業を困難にしました。
一方、10月上旬時点で台風や集中豪雨の大きな被害はなく、登熟期の気象はおおむね良好でした。 |
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●病気と害虫、雑草 |
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曇天高温を好むフタオピコヤガ(イネアオムシ)の発生が非常に目立ち、多くの相談が寄せられましたが、収量品質への影響は大きくはありません。いもち病は、当地域に普及している品種がほとんど耐病性を持っていることもあり、軽度で抑えられています。 |
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●今年の教訓として |
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雨が降ったりやんだりの天候が続いたために、除草剤の散布適期を逃したり水管理を誤るなど除草がうまくいかなかったほ場もありました。
また、中干しのできていないほ場(が多かったようですが、茎数が株当たり20本になれば中干しに入ることができます。早めに中干しを始めるように心がけてください。
また、軟弱な生育をした稲は、病害虫や倒伏の危険が高まります。今年は運良く強い台風がなかったために大きな被害を免れましたが、天候不順の年にも対応できるように適切な施肥を心がけてください。 |
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