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エダマメに「ダイズ
シスト
センチュウ」が発生していませんか? |
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エダマメの畑の一部で、かたまって生育が悪く、株の草丈は短く、葉が黄化・落葉している症状はありませんか?この株を抜いてみると、根の量は少なく、色は飴色で、根粒の着生がほとんどなく、根の表面に黄白色の微小な粒が見られます。 この粒をシストと呼び、これが観察されるとダイズ シスト センチュウの被害の可能性があります。
この病害虫の発生が著しいと、開花結実を待たずに枯死することが多いので、収量は激減することがあります。
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(1)形態 |
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体長約0.6mmのレモン形で白色ないし、淡黄色をしており、頭部をダイズの根に挿入し、体の大部分を外に露出しています。 |
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(2)生態 |
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発育適温は23〜25℃であり、年間の発生回数は、3ないし4世代を経ます。雌成虫は数百の卵を産み、春に地温が10℃以上になるとふ化が始まります。
シスト(体表に堅固な膜をつくり一時的に休止状態となったもの。嚢子()状態での本センチュウは、土壌中における生存年限が極めて長く、湿潤大豆根で7年、風乾土壌で9年以上に及びます。 |
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(3)寄主植物 |
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本センチュウの寄主範囲は比較的狭く、マメ科作物としては大豆、アズキ、インゲンにおいて被害が問題となりますが、フジマメ、落花生、ソラマメ等には寄生しません。 |
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(4)防除対策 |
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一般的な方法は殺虫剤の使用ですが、シスト内の卵は生存します。そのため、十分な効果は期待できず、薬剤のみによる防除は困難です。
この他の方法としては、@輪作(被害回避の基本となるが、本センチュウは生存期間が長いため、短期の輪作では十分な効果を上げ難い)、A田畑転換による湛水処理、B有機物の施用(センチュウ害軽減にも効果が得られる場合がある)などがあげられます。
これらの防除法はいずれも単独で決定的な効果がないため、それぞれを組み合わせて総合的に行うことが重要です。
また、本センチュウは風、流水、農機具、種苗などによって伝搬されることが多いので特に注意しましょう。
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