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「ハクサイダニ」に注意 |
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冬の害虫発生が少ない時期に、シュンギクなどの葉菜で突然、葉が白っぽくなって枯れる症状が発生していませんか?株や葉の裏をよく観察したときに、動きが速く、胴が黒色で、赤い足が8本ある1mm程度のアブラムシのような虫が見つけられれば、ハクサイダ二と呼ばれる害虫である可能性が高いです。
ハクサイダ二の被害は、以前には、ホウレンソウなどでわずかに知られる程度でしたが、1980年代以降はアブラナ科野菜、レタスなどに被害が拡大するとともに発生量も増加しています。 |
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(1) 形態 |
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成虫の胴体は黒色で、足は8本あり、赤色をしています。胴の長さは0.7mm程度と他のダニ類と比較するとひと回り大きく、動きが非常に速いことが特徴です。作物の葉脈付近に群生することもあります。卵は橙色から赤色、楕円形をしており、作物上や土壌などいたるところに産み付けられます。産卵は1粒ずつですが、特に葉脈沿いや狭い場所が多く産み付けられます。 |
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(2) 被害 |
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被害を受けた葉は白色となり、ひどくなると株が枯れます。芯葉に被害があると、生育が止まってしまいます。ハクサイなどでは結球内側でも被害を与えます。この害虫は、昼間は葉の陰や地面に隠れ、夕方や曇りの日に葉の上に移動して被害を与えます。
被害が発生する作物の種類は、ハクサイ、カブ、キャベツ、ダイコン、ブロッコリー、レタス、シュンギク、ミズナ、ニンジン、ホウレンソウ、ネギのほか、イチゴ、ムギにも被害があります。 |
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(3) 生態 |
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温度が低い時期、主に冬に成虫は活動します。夏を越した卵は10月〜11月頃にふ化し、幼虫、第1〜第3若虫と経て11月〜12月に成虫となります。年間1〜2世代を経過し、成虫は12月と3月に発生が多くなります。成虫は5月上旬頃まで活動しますが、夏は卵で越します。 |
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(4) 防除対策 |
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このダニは、雑草や収穫後の残さ(にも生息し、特に残さ(は卵が多く産み付けられるため、まずは残さ(を確実に処分することやほ場(周辺の除草が大切です。被害の多かったほ場(は、翌年の冬にも発生が予想されるため、生き残った卵を防除することが大切で、夏期にハウスを密閉または土壌にビニール被覆を実施するなどして熱処理を実施することが有効です。 |