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水稲適期収穫のポイント

 玄米の一粒一粒が充実して半透明で光沢があり、そろっている米に仕上げるた めには適期収穫が重要となります。

●収穫適期の判断

 収穫適期より早刈りすると、青米が増加し未熟粒が多くなります。一方、刈り遅れると、光沢が低下し、茶米や胴割米が発生しやすくなります。
 成熟期は品種ごとに異なり、出穂時期や品種ごとの登熱の早さ、登熱期間中の温度の高さによって決まり ます。表1に品種別の収穫適期の目安を示しましたので参考にしてください。
 しかし、これはあくまで目安ですから、直接ほ場(・・)に行って自分の目で確認することが必要です。稲穂の中 に占める黄色くなったもみ(黄化もみ)の割合によって判断します。ほ場(・・)の中の平均的な生育をしている所で、5〜6本の稲穂をまとめて握って黄化もみの割合を観察します。黄化もみの割合が85〜90%程度となり、もみ水分が(・・・・・)25%前後となった時が収穫適期の目安です。

収穫前の落水について

 落水の目安は、普通期栽培(6月上旬〜6月中旬の田植え)では収穫時期の7日〜10日前頃を目安にします。また、水稲の登熱には出穂期から約1か月かかるため、その間は土壌中に水分が必要であることも考慮します。最近では、大型コンバインによる収穫作業が多くなり、収穫時の走行性や作業性を考えて早めに落水する場合があります。しかし、あまり早く落水すると登熱に支障が出やすく、玄米が細くなって減収するだけでなく、品質や食味に悪影響を及ぼすため、早すぎる落水には注意が必要です。
 降雨の状況や、湿田、乾田などほ場(・・)条件を見て落水時期を決めます。雨の多い年や湿田では早めの落水、晴天が続く時には落水時期を遅らせるなど工夫してください。落水後に乾きすぎる場合には走り水を行うなどの配慮も必要です。


尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業改良普及センター)

 

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