|
水稲の田植と初期の管理 |
|
●基肥は適量を |
|
基肥量が多すぎると、前半の生育が旺盛で、茎数・穂数が多くて籾数過多になり、その結果、整粒歩合は低く、粒張りが劣るコメが出来てしまいます。
「稲作こよみ」を参考に施用してください。 |
|
●イネミズゾウムシ、いもち病等の防除 |
|
イネミズゾウムシは被害発生後では防除が難しいので、薬剤の箱施用で確実に処理します。地域の状況に応じて、他の病害虫にも対応できる薬剤を選定してください。 |
|
●田植は丁寧に |
|
根付け深さは2センチが理想です。4センチになると分けつや根の発生が明らかに遅れます。作業の途中でしっかり調整します。
根付け本数は一株4本前後を目標に調整します。よく見受けられる一株6〜8本の根付けは、過繁茂・倒伏につながります。
株間は従来よりやや広めとして18センチ程度にするのが、倒伏や病害虫の被害を軽減するのに有効です。 |
|
●田植後の水管理 |
|
田植後の水管理は3センチ程度の浅水管理を基本とします。強風の場合や、夜間に冷えが心配されるときは5〜6センチの水深とします。
田面の均平が悪く苗が水没する箇所ができる場合は、暖かい日を選んで落水してやります。 |
|
●除草剤の散布 |
|
除草剤ごとの散布適期(田植後日数)を守ります。
散布ムラが出来ると効果が低下し、また薬害が発生しやすくなるので、均一散布に努めます。
砂質土壌は粘土質土壌より薬剤成分の土壌吸着が少なく、薬害が出やすいので、より注意が必要です。 |
|
●除草剤散布後の水管理 |
|
水深が浅すぎると処理層が上手く形成されず、一方で深すぎると稲に薬害が出やすくなります。
散布時の水深は3〜5センチとし、散布後少なくとも4日間はその状態を保ちます。自然滅水により田面の一部が露出しそうになったら、通常の水深になるまで水を入れて止水します。 |
|
●補植について |
|
欠株のある箇所は、隣の株の生育が旺盛になり補ってくれます。補植も過ぎるとかえって過繁茂を助長します。
補植は数株連続して抜けているところだけにしましょう。1株に1本植わっていれば十分なので、そこへ苗をつぎ足すこともやめましょう。
除草剤散布後に補植作業に入ると、除草剤の処理層を足跡で壊してしまいます。また補植した苗は薬害を受けやすくなります。補植は除草剤散布前に済ませ、散布後の補植は控えます。 |
|
●残り苗の除去 |
|
田植、補植後の残り苗は、いもち病など病害虫の発生源となりますので、すみやかに処分します。 |