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全量基肥肥料を使いこなそう

 最近、肥効調節型肥料を用いた全量基肥栽培が広く普及してきました。イネの生育に合わせて肥料が溶け出してくるため、穂肥施用が省略できます。そこで今回はこの全量基肥肥料についてお話します。

【全量基肥肥料を上手に使うための留意点】

1.肥料の種類を間違えない

 全面全層用と側条用では、窒素含有量が大きく異なるため注意します。(表1)詳しくは、JAや農業改良普及課にご相談下さい。

2.施用量に注意します

 全量基肥施肥栽培では、イネが出来過ぎたからといって、途中で肥料を抜くことはできません。このため、施肥量には十分気をつけます。施肥量は、「稲作こよみ」を参考にしてください。

3.施肥ムラを作らない

 できるだけ散布は均一に行うようにします。手散布の場合は、ほ場(・・)を何回も回って散布ムラをなくします。

4.穂肥は使用しない

 基肥に適当量が施用されていれば、穂肥は必要ありません。穂肥を入れると、倒伏や食味を落とす原因となります。

5.保管は倉庫の暗いところで

 この肥料は肥効を調節するために被膜樹脂でコーティングされています。この被膜は、紫外線によって分解してしまうので、暗いところで保管します。

尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業改良普及センター)

 

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