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今年の稲作を振り返って(その1)


【今年は暑かった!】

 今年は、6月から7月にかけて気温がとても高くなりました。梅雨期の降雨は非常に少なく、梅雨明けは1週間近く早くなりました。日照時間も7月を中心に平年よりも多くなりました。また、台風の上陸回数は非常に多く、この地域でも10月までに5個の台風が影響を及ぼしました。

【今年の稲の生育は?】

 「あさひの夢」や「あいちのかおり」は、高温の影響を受けにくく、出穂期・収穫期は平年並みでした。 
 中干しをしっかりと行うことができたので、台風による倒伏はわずかでした。しかし、8月下旬の台風16,18号によって、出穂直後の「あいちのかおり」では、青枯れ症状(強風にさらされた穂が脱水症状を起こして白くなる)が風の通り道に沿って見られました。

【少なかった病害虫・多かった雑草】

 今年は、昨年のようなウンカ、コブノメイガ、いもち病等の病害虫の大発生は見られませんでした。一方で、コナギ、ヒエ等の雑草が多いほ場(・・)が数多く見られました。確かに、気温が高い今年のような条件では、雑草の発生は旺盛となります。しかし、その発生原因をよく検証してみると、実は、ほ場(・・)の水管理がうまくいかなかった場合が多いのです。一発除草剤の散布前にしっかりと水を止めて湛水しなかったり、散布後に水を切らしたりすると、雑草は生えてきます。今年雑草が多かったほ場(・・)では、もう一度水管理について注意してください。 JAや農林水産事務所農業改良普及課では、このような稲の生育や病害虫の発生を調査しながら、適切な肥培管理や防除対策について情報を提供していますので、活用してください。

尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業改良普及センター)

 

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